スキンケア代、年間10万円の効果は？見直すべき理由とは

1. スキンケアにどれだけお金をかけていますか？

毎月、化粧品にどれくらいお金を使っていますか？
スキンケアセットや新しい美容液…気づけば毎月1万円以上使っている方も多いのではないでしょうか？

例えば、こんな感じで計算してみるとどうでしょう？

アイテム	価格	使用サイクル	年間総額
クレンジング	約2,000円	約2ヶ月	約12,000円
ポイントメイク リムーバー	約1,000円	約1.5〜2ヶ月	約6,000円
洗顔料	約2,000円	約1.5〜2ヶ月	約12,000円
化粧水	約3,000円	約1.5〜2ヶ月	約18,000円
美容液	約5,000円	約1〜2ヶ月	約30,000円
保湿クリーム	約3,000円	約1〜2ヶ月	約18,000円
合計			約96,000円

このように計算すると、年間で約10万円。驚いた方も多いのではないでしょうか？

実際、化粧品市場規模の売上は2023年度で2超4.500億円に達すると予測されており、その中でもスキンケア用品は全体の45％を占めています。

世の女性が美しくなりたいとの願いからスキンケアに投資すれば決して驚く金額ではないかもしれませんね。

しかし・・・

2. その効果、本当に実感していますか？

例えば、毎日鏡を見たときにこんな気持ちになったことはありませんか？

• 「これだけお金をかけたのに、効果がよく分からない…」
• 「シミが薄くならない」「シワが減らない」

私自身、過去に大手メーカーの美容部員をやっていたことがあり、クレンジングからクリームまで月に3万円以上かけていたことがありました。プラスコスメと、給料の5分の1程度は基礎化粧品やメイクアップ化粧品に投資していました。

しかし、結果はどうだったかというと、それなりの悩みはありました。

保湿スキンケアをしていても肌が乾燥し、ファンデーションがかさぶたみたいになっていたり、日焼けをしたわけでもないのに顔色が黒くくすんで見えたり、気付かないうちに吹き出物がでていたり、目尻に鳥の足跡みたいなシワができていたり、目の下にくまが見えたりと、高価な化粧品を使っているのに期待通りの効果を感じらず悩む日々が続きました。

それもそのはず。その理由は、スキンケア製品の効果が肌の構造に限界があるからです。

3. スキンケアの限界を知る

実はスキンケア製品が届くのは、肌の一番外側にある「角質層」まで。悲しいことにシミやシワの原因がある「真皮」にまでは、スキンケア成分は届きません。もし真皮にまで届く成分が含まれていたら、それは化粧品ではなく「医薬品」に分類されます。

医薬品	化粧品
真皮層に作用し、シミやシワを改善	角質層まで届き、保湿や肌を整える

つまり、化粧品は根本的な改善ではなく「表面を整える掃除道具」のようなものです。

4. 肌の構造を知ろう

肌の構造は以下の2層でできています

• 表皮：肌の一番外側。厚さは約0.1ミリで、その表面にある角質層がバリア機能を果たします。
• 真皮：コラーゲンやエラスチンが豊富で、弾力やハリを保つ役割があります。

化粧品は「表皮」までしか届きません。だからこそ、スキンケアだけに頼るのではなく、内側からのケアが大切です。

5. 外側だけでなく、内側からもケアを

スキンケアに年間10万円を投資しても、根本的な改善が難しいならどうすればいいのでしょうか？
答えは内側からのケアに目を向けることです。

例えば、食材にどのような効果があるかみてみましょう

柑橘類（ビタミンC）：肌の透明感やハリを保つ。

トマト（リコピン）：紫外線ダメージを軽減。

キウイ：ビタミンCと食物繊維が豊富で、健康的な美肌をサポート。

美味しい食材を食べられて、肌にも効果的なんてワクワクしませんか？

要するに化粧品では改善できない肌の悩みを野菜や果物を摂取することにより内側からアプローチした方が効果的だということです。

外側からのケアに頼りすぎず、内側からのアプローチも組み合わせて、より効果的な美肌ケアを目指してみませんか？

まとめ

スキンケアに年間10万円をかけても、その効果を実感できないなら、一度「外側のケア」と「内側のケア」を見直してみませんか？

次回の記事では、「内側からのケア」にフォーカスして、美肌を作るための簡単レシピを3つご紹介します！忙しい日でもすぐに取り入れられる、栄養たっぷりのメニューばかりです。肌が喜ぶ食事で、透明感とハリを実感してみませんか？

お楽しみに！